上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告
-
-
先日、初めて出会った同じ場所、再び会って来ました。
Pieris先生のコメントウスバアゲハ(旧名ウスバシロチョウ)はアゲハチョウ科のパルナシウスって属のチョウです。北方系の古い起源の属で、大雪山などにいるコマクサ(ムラサキケマンと同じくケシ科)食いのキイロウスバアゲハ(旧名ウスバキチョウ)とは親戚関係です。雲南省からヒマラヤにかけてさまざまに分化し、ヨーロッパアルプスには有名なアポロチョウがいます。
本邦産のアゲハチョウ科のなかで、この属とギフチョウ属だけが年に一度だけ成虫が姿をみせます。そしてこれら二つの属のみが、交尾の際に♂は腹端より分泌物を出し、♀に貞操帯をします。目で見てはっきり見える大きな貞操帯です。交尾嚢と呼ばれるものですが、これを2?3個くっつけた剛の者の♀もたまにいます。
- 2005/05/19(木) 20:18:26|
- 蝶
-
-
| コメント:0